「野球偏差値」とは?技術だけじゃない、“信頼される選手”を育てる6つの力
tsuzuki BASEでは、そんな「人としても信頼される選手」を育てるために、
独自の6つの評価軸をもとにした「野球偏差値」という新しい指標をつくりました。
活躍できる選手を量産させるための野球偏差値です。
「⑤メンタル / 姿勢」は、野球偏差値の中でも選手の“内面”にフォーカスする評価軸です。
技術や実績が同じでも、この力の差で勝負が決まることは少なくありません。

1. メンタルの強さとは「折れない心」ではない
「メンタルが強い」と聞くと、
「緊張しない」「ミスを気にしない」ようなイメージを持たれることがあります。
でも本当に大切なのは、ミスやプレッシャーを受けたときに、どう立て直すか。
心が折れないことではなく、「折れたあとにどう立ち直るか」が真の強さです。
2. tsuzuki BASEが大切にする「姿勢」とは?
私たちが評価するのは、”才能ではなく“向き合い方”です。
- 練習への取り組み姿勢(手を抜かず、考えながらやる)
- ミスしたときの対応(言い訳をせず、次の1球に集中できる)
- 声を出してチームを鼓舞する(気持ちを言葉にできる)
- 誰かのために行動する(バッティングピッチャーや片付けなど)
姿勢は、“誰でもできるけど、続けるのは難しい”。
だからこそ、一番見られている評価軸なのです。

3. こんな場面でメンタル / 姿勢が問われる
3-1. 練習中の態度
- 疲れてきた時にフォームが崩れたまま適当に終わっていないか?
- 一人ノックのときでも声を出せているか?
- 雨の日や短縮練習でも集中できているか?
3-2. 試合中の逆境
- エラーや三振の直後、切り替えてプレーに戻れるか?
- 大量リードされた場面でも前向きな声を出せるか?
- ピンチで指示を待つだけでなく、自ら声をかけられるか?
3-3. 負けたあとの行動
- 「誰かのせい」にしていないか?
- 反省ノートやミーティングで改善点を言語化できているか?
- 仲間を労い、次に向けて気持ちを切り替えられているか?

4. メンタル / 姿勢の評価基準|5段階での目安
| ランク | 状態と行動の例 |
|---|---|
| S | ・常に前向きな姿勢で声を出し、模範的存在 ・ミス後の立て直しが早く、周囲にも好影響を与える |
| A | ・練習・試合で集中を継続し、感情のコントロールもできる ・気持ちの波が小さい |
| B | ・意識はあるが、場面によってムラがある ・落ち込みやすさや消極性も見られるが改善傾向あり |
| C | ・練習や試合に対する集中に波がある ・指摘されてやっと意識が変わる段階 |
| D | ・やる気が伝わらない/緊張・不安で動けなくなることが多い ・ネガティブな言動や無反応が目立つ |
5. “メンタルを鍛える”とは何をすることか?
- 結果よりプロセスに目を向ける練習後の“ふりかえり”
- 自分で決めたことを「やり抜く」練習(素振り100本など)
- チームの雰囲気づくりに貢献する(あいさつ・声かけ・掃除など)
- ミスや負けから“学びに変える”習慣をつける
メンタルを鍛えるのは、「気合」や「精神論」ではありません。
日々の行動が心を強くしていくのです。

6. まとめ|心の強さは「日々の姿勢」から育つ
メンタルは、“特別な才能”ではありません。
むしろ、「日常の向き合い方」が積み重なって、**「大事な場面で出せる力」**になります。
tsuzuki BASEでは、
- 前向きな声かけ
- あきらめない姿勢
- 仲間のために行動する気持ち
を、「メンタル / 姿勢」の成長として大切にしています。
強い心は、自然と周囲から信頼されます。
技術と同じように、“姿勢”も鍛えていこう。

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