こんにちは、tsuzuki BASE 高橋です。
今回は野球偏差値6軸の④実績編をお伝えさせて頂きます!
これは、選手を比べたり、順位をつけたりするものではありません。
**自分自身の強みや課題を知る“ものさし”であり、“育成の地図”**です。
tsuzuki BASEが考える6つの評価軸
「野球偏差値」は、以下の6つの軸で構成されています。
それぞれの軸がバランスよく育つことが、選手として、そして人としての「信頼力」につながります。
| 評価軸 | 説明 |
|---|---|
| 🧤 技術力 | 野球の基本スキルや応用技術。試合で安定して発揮できる再現力。 |
| 🧠 戦略理解(野球脳) | 状況判断や戦術理解、頭を使ったプレーができる力。 |
| 📊 成果 | 打率や防御率などの成績、目に見える数字としてのアウトプット。 |
| 🏆 実績 | 大会出場歴や選抜、主将経験などの「外から見える信頼」。 |
| 💪 メンタル / 姿勢 | 日々の姿勢、練習への向き合い方、逆境での心の強さ。 |
| 🤝 人間力 | 礼儀やチームへの貢献性、周囲から信頼される人格。 |

1. 実績は「結果」ではなく「足跡」
「この選手はどんな環境で、何を経験してきたのか?」
それが、実績という評価軸です。
tsuzuki BASEが考える「実績」とは、ただの結果やタイトルの数ではありません。
それは積み重ねた日々の努力の“足跡”であり、その人の背景や信頼の証明です。

2. tsuzuki BASEが考える“実績”の意味とは
- 実績がある選手は、「信頼された経験」がある選手です
- 試合に出場した、チームを背負った、結果を出した、など
- その経験を通じて、技術力だけでなく「責任感」「勝負勘」「適応力」などが育まれます
実績は、その選手の「育ってきた環境」と「周囲からの評価」のバロメーターでもあります。

3. 実績として評価される主なポイント
3-1. 所属チームと大会実績
- 全国大会・県大会・ブロック大会などへの出場/入賞歴
- 強豪校・強豪クラブでのレギュラー経験
- 地区大会や交流戦などの経験値も含む
3-2. 個人の受賞歴・代表歴
- 選抜チーム・地区代表などへの選出
- MVP・ベストナインなどの受賞歴
- 試合経験、遠征なども価値ある経験
3-3. 役割・リーダーシップの経験
- キャプテン・副キャプテン経験
- ベンチリーダー・ムードメーカーとしての貢献
- チーム内での役割を通じた「人間力の実績」
4. 実績の評価基準|5段階での目安と行動例
| ランク | 状態と具体例 |
|---|---|
| S | ・全国大会出場、選抜選手としての実績多数 ・強豪チームの主力として活躍 ・大会表彰歴あり |
| A | ・県大会やブロック大会で活躍 ・地区代表やチームの中心的存在として信頼されていた |
| B | ・地区大会出場経験あり ・チーム内で一定のポジションを担っていた |
| C | ・大会への出場経験が少なく、まだ控えや途中出場が多い ・チーム内での役割は持ち始めている段階 |
| D | ・試合出場経験がほとんどない/大会実績が乏しい ・チームへの関わりが浅く、これからの成長に期待される |
5. 「実績がない」と感じる選手へ伝えたいこと
実績は、**「今の力」ではなく「過去の積み重ね」**です。
そして何より大切なのは、**これから作っていく“未来の実績”**です。
- 練習で誰よりも声を出す
- 小さな大会でも本気で取り組む
- リーダーを支える役割を引き受ける
目に見える実績は今なくても、「誰かに信頼された経験」こそが真の実績になります。

6. まとめ|過去は、未来の力になる。
実績とは、「今まで何をしてきたか」の証。
でもそれは、「これからどうなっていけるか」の土台でもあります。
- 全国大会の経験がある
- キャプテンを務めた
- ベンチで仲間を支え続けた
それらはすべて、“実績”という名の信頼の履歴書です。
tsuzuki BASEでは、どんな過去にも価値があると信じています。
大切なのは、それを次にどう活かすか。
実績を「誇り」に変えて、未来へ進もう。


コメント