こんにちは、tsuzuki BASE 高橋です。
今回は野球偏差値6軸の②戦略理解編をお伝えさせて頂きます!

【野球偏差値②|戦略理解】それ、なぜそのプレーを選んだ?野球は“頭のスポーツ”である。
目次構成
- 野球は「頭で勝つ」スポーツ
- 戦略理解=“野球脳”とは何か?
- 状況判断で差がつく!4つの具体例
- 3-1. 打席での考え方
- 3-2. 守備時のポジショニング
- 3-3. 走塁判断
- 3-4. 配球・バッテリーの組み立て
- 戦略理解の評価基準と行動例(5段階)
- 考えて動ける選手になるために、今できること
- まとめ|「考えられる選手」が、チームを変える。

1. 野球は「頭で勝つ」スポーツ
打てるかどうか、投げられるかどうかも大事。
でも、本当に大切なのは**「今、何をすべきか」を考え、選び、実行できる力**です。
野球は、「次を読む」スポーツ。
1つのプレーの背後には、状況判断、戦術理解、相手のクセや配置、流れの読みなど、無数の思考と選択が詰まっています。
tsuzuki BASEが重視する「戦略理解」は、“考える野球”を体現できる力なのです。
2. 戦略理解=“野球脳”とは何か?
「野球脳」とは、身体能力とは別に、状況判断・試合展開の理解・予測力などの“頭のスキル”のこと。
たとえば
- この場面でバントか強攻か?
- なぜこの打者にはインコースを攻めるのか?
- この打球を追うべきか、カバーに回るべきか?
こうした瞬間的な判断に、野球への理解の深さが現れます。
3. 状況判断で差がつく!4つの具体例
3-1. 打席での考え方
- カウント別にスイングを変えられるか?
- 初球から振るべきか、様子を見るべきか?
- 進塁打が必要な場面で引っ張りすぎていないか?
3-2. 守備時のポジショニング
- 打者や投手の傾向に応じて、立ち位置を変えているか?
- カバーリングや声がけが状況によって変化しているか?
3-3. 走塁判断
- 外野の動きや送球の強さを見て次塁を狙えるか?
- ノーアウト1塁でのゴロに反応し、ゲッツーを回避できるか?
3-4. 配球・バッテリーの組み立て
- 打者の構えや前の打席をヒントに、球種・コースを考えられるか?
- カウント別に“勝負球”と“見せ球”を使い分けられているか?
戦略理解の評価基準と行動例(5段階)
ランク | できている行動の例 |
---|---|
S | ・自分だけでなく味方への声かけ・ポジショニング指示ができる・1プレー先を常に読んでいる・状況判断が常に的確で、リーダー的存在 |
A | ・試合状況に応じた選択が多く、判断が速い・サインや守備位置の意図を理解して実行できる |
B | ・基本的な判断はできるが、迷いや遅れがある・事前に確認すれば正しい行動はできる |
C | ・動きが遅れがちで、仲間の声に頼ることが多い・判断がブレやすく、消極的な選択をしがち |
D | ・状況把握ができず、アウトカウントを間違える・サインの意図を理解せず機械的に動く |
5. 考えて動ける選手になるために、今できること
- 試合を「見て学ぶ」。プロの動きの“なぜ”を考える
- 自分のプレーを振り返り、「なぜそのプレーを選んだか」を言語化する
- 普段の練習で「これは何の意味があるのか?」と考えながら取り組む
- チームメイトと状況をシミュレーションし、答え合わせをしてみる
6. まとめ|「考えられる選手」が、チームを変える。
技術が多少劣っていても、「考えて動ける選手」はチームにとってかけがえのない存在です。
それは、味方に安心感を与え、ピンチを救い、勝機を作る力を持っているから。
野球偏差値の中でも「戦略理解」は、**技術や成績では測れない“見えない武器”**です。
考える力を育てることは、野球をもっとおもしろくし、もっと深く楽しむことにもつながります。
tsuzuki BASEでは、そんな「人としても信頼される選手」を育てるために、
独自の6つの評価軸をもとにした「野球偏差値」という新しい指標をつくりました。
活躍できる選手を量産させるための野球偏差値です。
この指標は選手自身の「気づき」と「成長」に使えるだけでなく、
指導者・保護者・進路先にとっても、選手の力を多角的に見る新しい“ものさし”になります。
経験上から言える事ですが、『試合に出ている』 『活躍している』『チームで重宝されている』というのは
ただ上手いからだけではないのです


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